「入れない」&「減らす」!簡単にできる、おうちの花粉対策
今年も花粉の飛散量が増える季節になりました。マスクやメガネでしっかりガードして外に出るときの対策はしている一方で、気をつけたいのが家の中で過ごすときの花粉対策です。
みなさん何か実践していますか? 屋外では辛い状況だからこそ、せめて屋内では快適に過ごしたいですよね。
実は、家の中でも花粉症の症状が出る可能性があります。なぜなら物への付着や換気によって花粉が家に持ち込まれてしまうからです。
また花粉は軽いため、人や物が動くだけで部屋の中で舞ってしまい、結果として風の流れがせき止められる部屋の隅などに落ちてたまってしまいます。そのようにして部屋の中で飛散した花粉によって、症状が出てしまうことがあるのです。
家での辛い症状を少しでも軽減するためには、「家に花粉を入れない」「家の花粉を減らす」の2点がポイントです。
今回はニトリのアイテムを使って簡単にできる、おうちの花粉対策をご紹介します。
家に花粉を入れない
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カーテンにこだわる!
外から入ってくる花粉をキャッチ -
あらゆる隙間を徹底して埋める!
フィルターで花粉の侵入を防ぐ -
花粉は玄関でストップ!
上着の花粉に注意 -
部屋干しを上手に取り入れて
洗濯物に花粉を付けさせない -
布の素材に気をつけよう!
素材によって花粉が付く量は変わる
家の花粉を減らす
外から入ってくる花粉をキャッチ
まずは、まず、家に入ってくる花粉を最小限に留めるために使えるアイテムをご紹介します。 なるべく家に花粉を入れないためには、「換気による侵入」と「物への付着による侵入」を防ぐことが大切です。
花粉シーズンは換気のコツがポイント
はじめに注目するのは「換気」です。環境省の「花粉症環境保健マニュアル2022」によると、花粉の飛散量は午前中が少ないとされています。そのため、朝に換気することがポイントです。
例えば3LDKのマンション1戸で窓を全開にして1時間換気した場合、花粉飛散シーズンにはなんと約1,000万個の花粉を持ち込んでしまいます。一方で窓を開ける幅を10cm程度にしてレースのカーテンをすれば、持ち込む花粉の量を約4分の1に減らせるのです。花粉シーズンは換気のコツを押さえましょう。※環境省「花粉症環境保健マニュアル 2022」より
花粉シーズンは、午前中に窓を少し開けて換気をしましょう。窓を10cm程度開けるだけで、換気は十分です。
また、カーテンは花粉をキャッチしてくれるものに替えるのがおすすめ。
ニトリの「花粉キャッチカーテン」なら、花粉やほこりをキャッチしてくれる機能があるので、頼れる味方です。
ご家庭で洗えるので付着した花粉が簡単に除去できますし、洗濯を繰り返しても花粉キャッチ機能が失われないのも嬉しいポイントです。
フィルターで花粉の侵入を防ぐ
換気口対策をしておこう
小さいけれど意外と家中にある換気口からもごくわずかですが、花粉が入ってきてしまうことがあります。こちらの対策も忘れずに。換気口にはフィルターをつけて対策しましょう。またエアコンも同様に、外付けフィルターを貼ることで対策が可能です。
家に花粉が入ってしまうリスクを少しでも回避したいなら、ニトリの換気口フィルターとエアコン用外付けフィルターを活用するのがおすすめです。
花粉やほこりの侵入を防ぐ、「防カビ・抗菌 換気口用粘着フィルター」。防カビ剤、銀系抗菌剤を含んでいるので、カビと雑菌の増殖も抑えられます。粘着フィルムシート付きなので、簡単に取り付け・貼り替えができて、使いやすいのがポイント。
また換気扇や通気口のサイズに合わせて、自由にカット可能です。ほこりが溜まればぺらっとはがすだけ。お手入れの手間が省け、掃除がラクになる優れものなので、ぜひ活用してみてください。
続いて、エアコン用外付けフィルターをご紹介します。こちらもカットして使いましょう。
ニトリの「エアコン用外付けフィルター」を使えば、花粉やほこりなどの侵入を防げます。抗ウイルス・抗菌・抗カビ・消臭と4つの効果で、エアコンから部屋の空気をきれいに排出できるようになります。イヤなにおいや雑菌などもキャッチしてくれます。
使い方も簡単で、サイズに合わせてカットして貼るだけ。汚れたらはがして交換すればOKです。使い捨てタイプなので気軽に使ってみてはいかがでしょうか。
上着の花粉に注意
花粉が付着しやすい上着の対策をしよう
上着に付着した花粉をそのままにして部屋に持ち込みたくない…。なるべく家に花粉を入れないように、外から帰ってきたときの上着対策が欠かせません。
花粉を持ち込むのは玄関まで。部屋の中に持ち込まずに済むように、玄関に置いておきたいアイテムをご紹介します。
花粉の付着しやすい上着やカバンなどは部屋に持ち込まず、玄関に置く習慣付けをしましょう。手狭な玄関を有効活用するなら、省スペースでも使えるつっぱりタイプのラックやポールハンガーがおすすめです。
フックには、上着だけでなく衣類クリーナーも一緒に掛けて収納するのがおすすめです。またつっぱりタイプは壁を傷つけたり穴を開けたりすることなく使えるので、賃貸でも活用できます。
続いて、併せて使いたい衣類クリーナーをご紹介します。こちらも玄関で使いましょう。
玄関に置き場所をつくったら、掛けた上着に「衣類クリーナー ななめカット」を使って花粉を取りましょう。
斜めテープになっているため、はがしやすいです。掛けて収納できるので、さっと使えます。
洗濯物に花粉を付けさせない
花粉シーズンは部屋干しにしましょう
部屋の中に花粉が増えてしまう要因として注意したいのが、外に干した布団や洗濯物です。そもそも布類は静電気のせいで花粉が付着しやすくなっています。なるべく家に花粉を入れないために、この時期、思い切って部屋干しにしましょう。布団は布団乾燥機を併用するのもおすすめです。
ニトリには、省スペースな賃貸でも工夫して部屋干しができるアイデア商品が揃っています。ぜひ活用してみてください。まずは大型室内物干しをご紹介します。
使わないときは省スペース収納! 大型室内物干し
部屋の中で花粉が多くたまる場所は、洗濯物と布団まわりです。外干しを避け、多くの衣類を部屋干しすることで花粉対策をしましょう。ニトリの「大型室内物干し」なら、洗濯頻度の高いタオル(※)もたくさん干せます。※大判タオル6枚、フェイスタオル12枚
たくさん干せるのはもちろん、片手で持てるほど軽量かつキャスター付きなので、移動がラクラク。しかもスリムに折りたためるので、使わない時は隙間に収納可能です。 ※こちらの商品はご好評につき完売いたしました。
続いては、部屋干しでも快適に使える乾きやすいタオルをご紹介します。
花粉はつけたくない!でも部屋干しはにおいが気になる…そんな方には、ニトリの「軽量速乾タオル」なら、部屋干し時間を短縮できるのでおすすめです。抗菌防臭加工も嬉しいポイント。
軽さはもちろん繊細な肌ざわりも重視しており、こだわりの極細綿糸を使用しています。快適な使い心地で長く愛用できるアイテムなので、ぜひ使ってみてください。
注意点として、洗濯の際は忘れずにネットを使用してください。また、タオル本来の吸水性を損ねたり毛羽が出やすくなったりする原因になるため、できるだけ柔軟剤の使用は避けることをおすすめします。
最後に、部屋干し時間短縮におすすめな、サーキュレーターをご紹介します。
空気を循環させることによって洗濯物全体に風を届けられる「サーキュレーター」。部屋干しの強い味方です。こちらの「分解して洗えるサーキュレーター」は自動首振り機能付きで、竜巻状の風を部屋全体に循環させられます(60度)。部屋干しの洗濯物が素早くカラッと乾かせられる優れものなので、大型室内物干しや速乾タオルと組み合わせて使ってみてください。
さらに工具なしで簡単に分解でき、分解したパーツは水洗いでお手入れ可能です(樹脂製のパーツのみ)。メンテナンスもラクなので、おすすめです。
素材によって花粉が付く量は変わる
静電気が原因で付着する花粉を防ごう
静電気も花粉が付着する要因の1つです。なるべく家に花粉を入れないためには、静電気が起きにくい素材の布類を選ぶことも賢い選択と言えます。
また花粉の付着の程度は、布の素材や織り方によって異なります。特にウールやナイロンは付着しやすい素材のため、避けたほうがよいと言えるでしょう。一方で、ポリエステルやアクリルなどの化学繊維は比較的付着しにくいとされています。
家に入り込んでしまう花粉の量を最小限に留めるためには、布の素材に着目!特に、1日の中でも長く時間を過ごす寝室の寝具には、花粉の侵入を防ぐ生地を選ぶのがおすすめです。
寝具用の「Nクリーンバスターシリーズ」のカバー類なら、寝具を外に干したくない花粉の季節でも衛生的に使えます。極細繊維を高密度に織り上げた側生地が、ダニ・花粉の侵入やほこりの発生を防いで、布団の清潔さを保ちます。抗菌防臭加工で、いつでも清潔・安心。
※画像のボックスシーツは別シリーズの商品です
※ニトリネット限定商品
しかもハウスダスト(花粉やダニのフンなど)を生地に「吸着」して「分解」してくれる優れもの。分解後のアレル物質は、手で払うだけで簡単に除去できるのもポイントです。枕カバー、敷布団カバー、掛け布団カバーの3点セットで使ってみてはいかがでしょうか。
花粉を舞わせないプラスワンの小そうじを
続いては、「家の中に入った花粉を減らす」ためのアイテムをご紹介します。
花粉はとても小さくて軽いです。部屋の中に入った花粉は人が動くことで舞ってしまい、結果的に花粉を吸い込んでしまうこともあります。だからこそ、家に持ち込んでしまった花粉に対しては減らす工夫が大切です。
花粉シーズンはこまめに掃除しよう
花粉シーズンの掃除は、あえて掃除機を使わないのがポイント。なぜなら、掃除機を使うと花粉が舞ってしまうからです。フローリングモップやハンドモップ、カーペットクリーナーなどを使って、ちょっとしたついでにできる、プラスワンの“小そうじ”を意識してみて。日頃からこまめに花粉を取り除きましょう。
特に掃除機でも除ききれない花粉は、水気のあるモップがけを意識してみてください。花粉に水分を含ませて取ってしまえば、花粉が舞い上がらないので効果的です。掃除機を使うと、かえって排気の力で舞い上がってしまうことがあるので注意が必要です。
花粉対策には「フローリングシート ウェットタイプ」をセットで使うのがおすすめ。花粉は水気を含まない状態だと人の動きなどが原因で舞ってしまうので、水気を含ませて重くすれば、部屋の中で舞わないようにしたうえで取り除けます。
「伸縮フローリングワイパー」は、ハンドルの長さを変えられるのでソファの下もラクラク。別売りのヘッドに変えるとコロコロクリーナーにもなるので、マルチな使い方ができます。
横からサッと出し入れできる「簡単カーペットクリーナー」や、マイクロファイバー効果でほこりや汚れを素早く絡め取る「マイクロファイバーハンドモップ」も便利です。ぜひセットで使ってみてください。
併せて、部屋のラグを花粉対策ができるものに替えるのもおすすめです。お部屋の中で歩くだけで軽いほこりなどは室内に舞ってしまい、気づかないうちにラグに絡んでいることが多く、いざ掃除しようにもなかなか綺麗に掃除できないということになりがちです。ここでは掃除やお手入れがしやすいラグをご紹介します。
ニトリの「ほこりが取れやすい洗えるラグ(Nクリーンウォッシュ)」は、繊維の表面に超微粒子の膜を形成させる特殊加工をしていて、花粉やほこりが付きにくく、取れやすいのが特長です。
普段のお手入れは掃除機や粘着クリーナーでOK。汚れが気になる時は洗濯機で丸洗い(※)も可能です。また毛足が長くてやわらかいので、寝ころがっても気持ちよく、使用感の良さもおすすめです。※洗濯容量10kg以上。洗濯ネットに入れて丸洗いできます。
工夫してパフォーマンスを上げる!
空気清浄機の置き場所を見直そう
花粉シーズンには、空気清浄機をフル稼働させている人も多いのではないでしょうか。ところでその空気清浄機、どこに置いていますか? もしかしたら、花粉対策には場所を変えるなどの見直しが必要かもしれません。
窓から入ってきた花粉は、空気の通り道(窓の正面)と壁にたまりやすい性質があります。そのため空気清浄機は、換気する窓の向かい側の壁に置くと良いとされています。置き方や使い方で花粉を吸引する量が変わるため、置き場所には注意が必要です。
シンプルで飽きのこないデザインでリビングシーンや寝室での使用におすすめの、「空気清浄機 エアリー2」。側面360度と底面から、ほこりや花粉を吸引できる空気清浄機です。花粉はもちろん、化学物質、ダニ、カビ、PM2.5、ペット臭などによる室内環境を改善します。
風量は弱(ナイトモード)、中、強の3モードから選べます。ナイトモードは静音のため就寝時も使いやすく、モーニングアタック(※)を防げるのもポイントです。※夜間に床に落ちていた花粉やほこりが、朝、人が動き出すことで舞い上がりくしゃみなどの症状がでること。 ※こちらの商品はご好評につき完売いたしました。
加湿器を賢く活用
花粉症の大敵、乾燥対策をしよう
まだまだ乾燥も気になるシーズン。
花粉症の人にとっても、乾燥対策が重要なことをご存じでしょうか?
そのため湿度に注意が必要です。40~60%の適切な湿度をキープすることがポイント。花粉シーズンは効果的に加湿器を使い、部屋の湿度を快適に保ちましょう。
加湿器を使えば空気中の花粉に水分を含ませることで重くして、飛散を抑える効果も期待できます。温湿度計も使って40〜60%を目安に部屋の湿度を保ちましょう。
一般的に、雨が降った日は「花粉症の症状が落ち着いて過ごしやすくなる」と言われますが、それは雨を含んだ花粉が重くなって地面に落ち、飛散しにくくなるからです。加湿器を使うことで、室内でも同じような効果が得られるでしょう。