ホワイトダックダウン85% 羽毛布団(ムーンシャンテンN シングル IV)

※画像はイメージです。

一財）科学技術振興会
  CIL 快適睡眠環境研究所 調べ

1- 良い掛けふとんの条件

①あたたかい
②軽い
③吸湿放散性に優れている
④ドレープ性（フィット性）に富む
⑤手入れが簡単
⑥長く使える

これら6つの条件を、すべて満たしているのは「羽毛ふとん」だけです。

1- ①②保温力と軽さ

羽毛（ダックダウン）1ｇには、約4,000粒ものダウンボールが入っています。
ダウンボールの羽枝が絡み合って無数の空気の小部屋を形成しています。それらは非常に高い断熱性能をもっているため体温を逃さず、ふとんの中の温度が暖かく保たれます。しかもふわふわで、とっても軽いのです。

※2018-2020 年ダウン個数一覧表

同じあたたかさを得るためには、羊毛なら約3.5倍、合繊なら約2.6倍の充填量が必要です。羽毛ふとんはとても軽いので、からだを圧迫せず、寝返りがしやすいため、寝心地が良く、安眠につながります。

※85%算出根拠、異素材TOG値試験データ
※重いふとんの影響 CIL 見解、補足資料

1- ③④吸湿・放散性　／　体にフィットする

羽毛は公定水分率が13%と非常に高く、それ自体が自然呼吸しています。
この呼吸作用で、睡眠中の汗などの水分を吸湿、それを外に放散してくれます。

1　吸湿性→水分を吸収する性能
2　放湿性→呼吸した水分を放散する性能
3　透湿性→内側にたまった余分な蒸れた空気をそとに逃がす性能

羽毛はこれらの性能に優れ、蒸れずに暖かさを保ちます。

CIL では、独自に開発した測定器により、ドレープ性を計測できます。

羽毛は他の板状に成形されている充填物と異なり、粒状のダウンホールが絡み合っています。そのため、身体にフィットする柔らかなしなやかさ（ドレープ性）があり、寝返りをうっても身体にやさしくフィット。ふとんの中の温かい空気を逃しません。

1- ④ドレープ性 補足 寝返りの重要性

人は睡眠中に十数回の寝返りをうちます。
私たちの身体は、スムーズな寝返りによって、起きていた時の身体の歪みや疲れを癒すと言われています。羽毛ふとんは軽くて、身体にやさしくフィットするので、スムーズに寝返りがうて、熟睡へと導いてくれます。

※寝返り回数研究：一般社団法人 日本理学療法学会
※寝返りを打つことの重要性：16号整形外科 山田朱織院長

適度に寝返りをうつことで、睡眠の質が高まります。

1　体液循環→血液、リンパ液、関節液などの体液循環を促す
2　体温調節→ふとんの中の温度や蒸れ感を調節
3　姿勢のリセット→姿勢の歪みを元に戻す

人は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を繰り返しながら、脳と身体を休め、記憶の整理、成長ホルモンの分泌などを行っていますが、寝返りの役割のひとつに、睡眠段階をスムーズにに移行させるスイッチのような役割があると考えられています。

※寝返りを打つことの重要性：16号整形外科 山田朱織院長
※オムロン「ねむりラボ」：NPO法人睡眠文化研究会 鍛冶恵

1- ⑤⑥手入れのしやすさ　／　長く使える　／　補足 洗濯方法

羽毛ふとんはとても軽いので、持ち運びがしやすく、コンパクトに収納することも可能です。
お手入れ方法は、月に1～2回風遠しの良い日陰で干すか、お部屋に広げておくだけでも、汗などの湿気を放散してくれ、ニオイも軽減されます。ご使用の際には、必ずカバーをかけてこまめに洗濯することをお薦めします。羽毛ふとんは洗濯・丸洗い・打ち直しなど、適切なお手入れを行うことで、末永くお使いいただくことが可能です。

1-　補足　におい対策

羽毛は天然資源に由来する羽毛固有のニオイがあり、完全な無臭にすることができません。
ニオイを強く感じる時は、ふとんを折りたたんで中の空気を外へ出し、新しい空気と入れ替え、風通しの良い場所で干してください。

2- 羽毛と環境

羽毛は軽くて暖かいだけでなく、「ケラチン」というタンパク質でできており、耐久性にも非常に優れています。例えば、ミイラの髪の毛が3000年以上経過しても、現存しているのは、このケラチンの長期安定性、蘇生能力、再生維持能力などの類まれな強さにあるといえます。適切なメンテナンスをすることで、ライフステージに合わせ、100年、あるいは永続的に使うことができる可能性を秘めている羽毛。羽毛ふとんを大切に長くお使いいただく事が、「脱炭素社会の実現」「SDGsの達成」に繋がります。

暖房に頼る代わりに、適切な羽毛ふとん（あたたかさ）を選ぶことで、電気代の節約とCO2の削減が可能です。暖房設定温度を21℃から20℃に1℃下げた場合、年間電気代削減額（節約）は約1,000円前後。同時に年間のCO2削減量は約20kg前後、貢献することができます。

出展：経済産業省 資源エネルギー庁　家庭でできる省エネ

※画像はイメージです。