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照明-電球の選び方
突然切れて困るのが電球。すぐに取り替えようとお店に行っても、種類がありすぎて目当てのものをなかなか見つけられず、戸惑いますね。電球の種類をきちんと理解すれば、おうちの照明に合った「これだ!」を見つけることができます。
よくあるご質問Q&A
- 40Wの低格消費電力の器具に60W以上の電球を使用したらどうなりますか?
- 耐熱温度等の理由により、発熱・火災の原因となりますので使用しないでください。明るさが必要な場合は、低格消費電力の低い省エネ球やLED電球をご使用ください。
- LED電球の直下タイプと広配光タイプは何が違うのですか?
- 直下タイプは、下方向が明るく廊下やトイレ・ダウンライトなどにおすすめです。広配光タイプは、全方向が明るくなり従来の白熱電球に近い光の広がり方になります。ペンダントライトやフロアランプなどの間接照明におすすめです。
- 調光機能が付いた照明器具に省エネ球・LED電球は使用できますか?
- 寿命が短くなったり、器具が破損したりする原因になります。調光せずに100%の点灯状態でも使用はできません。必ず調光器対応の電球か、白熱球をご使用ください。

電球の選び方
まずは口金を確認
口金(くちがね)の大きさは大きく分けて2種類。口金表記の『E』の後の数字は、口金部分の直径を指します。照明器具に合ったサイズを お選びください。
- E26口金
一般電球など
- E17口金
ミニクリプトン球など
- その他の口金
欧州規格 E14 なつめ電球 E12 豆電球 E10 特殊小型球 E5
電球の色を選びましょう
電球の色は一般的に、電球色・昼白色・昼光色の3種類。それぞれの特徴を知り、用途やお部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。また電球のガラスには、優しい光のホワイトタイプとまばゆく光るクリアタイプがあります。
- 電球色 オレンジ色系の、あたたかみのある落ち着いた光。間接照明として使用することで立体感を演出でき、食卓では、料理をおいしく見せる効果もあります。リビングや寝室などリラックスしたい場所におすすめです。
- 昼白色 お部屋をさわやかな雰囲気にする、自然光に近い光。キッチンや洗面所におすすめです。
- 昼光色 青白い鮮明な光。オフィスや勉強部屋などにおすすめです。
電球の形状
照明器具によって、使用できる電球の形状は異なるので注意が必要です。照明器具に付属していた電球と同じ型を購入すると失敗がありません。
- 一般電球型
最も一般的ななすび型の電球。
- 小型電球
ミニクリプトン球など。廊下や補助照明などに。
- ボール球
発光面が広いので、リビングなど、お部屋全体を照らしたい場所に最適。
明るさと消費電力について
電球型蛍光灯やLED電球は、消費電力は「12W」、対応照明器具は「40W形」などと表示されている場合が多いですが、これは、12Wの消費電力で、40W の白熱電球相当の明るさという意味です。正確に言うと、明るさは「ルーメン」という単位で表され、この数値が高いほど、より明るいということになります。なお、照明器具本体の耐熱温度などの理由により、消費電力の上限がある場合があります。必ず取扱説明書で確認しましょう。
明るさ | W形 | 20W形 | 30W形 | 40W形 | 60W形 | 100W形 |
---|---|---|---|---|---|---|
全光束(ルーメン) | 170lm | 325lm | 485lm | 810lm | 1520lm | |
消費電力 (目安) | 白熱電球 | 約20W | 約30W | 約40W | 約60W | 約100W |
電球型蛍光灯 | - | - | 約10W | 約15W | 約25W | |
LED電球 | 約3.5W | 約5W | 約7W | 約10W | 約19W |
電球の種類
光源を直接見せず、間接的に空間を照らす間接照明は、直接照明にくらべると光や影がやわらかくなり、心身ともにリラックスできます。また照明器具の使い方によって、広がりや奥行き感などを演出することもできます。
種類 | 特徴 | 寿命 | |
---|---|---|---|
LED | ![]() |
省電力、長寿命で温室効果ガス(CO2)の発生も少ない電球。次世代照明として、今最も期待されています。 | 20000~40000時間 |
蛍光灯(省エネ球) | ![]() |
白熱電球と同じソケットを利用できる蛍光ランプ。白熱電球とくらべると、消費電力が約3分の1、寿命が約5~6倍と経済的です。今では白熱電球と類似した色の光を出すものも出てきています。 | 約6000時間 |
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直管蛍光灯にくらべて発光管が小さく、ダウンライトやデスクライトなどに使用されています。 | 約6000時間 | |
白熱電球 | ![]() |
オレンジ色のあたたかい光を出すのが特徴です。 | 1000~2000時間 |
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通常の白熱電球に使われている「アルゴンガス」ではなく、「クリプトンガス」という気体が封入されています。小型化されたミニクリプトン球が一般的です。 | 約2000時間 | |
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小型で長寿命な電球で、常夜灯、残置灯などに使用します。 | 約5000時間 | |
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一方向に光を集中させるスポットライトやディスプレイ照明用の電球です。内部に反射鏡加工しているので、一定の集光性が得られます。 | 約2000時間 | |
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炎の形に似せた、装飾用電球。小型のスタンドランプやシャンデリアなどに用いられます。ホワイトタイプとクリアタイプがあります。 | 約1000時間 | |
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ガラス球の中にハロゲンガスが含まれる電球。一般電球より寿命が長く、最後まで一定の明るさを維持します。 | 2000~3000時間 |
電球の変遷

エジソンが発明したことでも有名な白熱電球は、私たちの暮らしに最も身近で、長い間多くの場所で利用されてきました。しかし近年、環境に対する負荷がほかの電球よりも大きいことから、電球型蛍光灯やLED電球への切り替えが活発化してきています。政府も照明器具メーカーや販売店に対して、白熱電球の製造・出荷を終了するよう協力を要請しました。一部、未開発のものに関しては継続して生産されているものの、長寿命で消費電力が格段に少ない電球型蛍光灯やLED電球が、今後の光源の主役となっていくのは間違いないでしょう。