家具-食器棚・キッチンボードの選び方
食器棚や家電ボード、キッチンカウンターなど、食卓まわりの収納家具は種類が豊富。どんな収納がいくつ必要かを見極めて、あなたのダイニングルームに必要な「これだ!」を見つけましょう。
キッチン収納家具
食器棚 効率良く食器やカトラリーを収納することができます。従来のシンプルなものに加え、おしゃれな脚付きタイプや圧迫感のないロータイプなど、種類もデザインも豊富になり、インテリアとしても楽しめるようになりました。
家電ボード 効率良く家事をこなすには、キッチン家電をまとめて収納できる家電ボードが重宝します。最近はキッチン家電も多機能化し、そのぶんサイズも大きくなってきています。家電メーカーによってサイズは様々なので、実寸と設置スペースを確認してから購入することが大切です。
キッチンカウンター ワークスペースや収納スペースがもうすこし欲しい、という時に便利なのがキッチンカウンター。キッチンで重宝する引出しやキャビネットなどの収納が充実し、上は作業台になるのでお料理もはかどります。
注目の機能
- MOISS~モイス~
「モイス」とは、セラミックでありながら木材の持つ粘り強さと土壁の調湿機能を併せ持った新素材で、もともとは建材として開発されました。そしてその優れた機能が注目され、今では幅広い用途に用いられています。消臭効果や防火性能にも優れ、カビやダニを抑制してくれるなど、うれしい機能がいっぱいです。家電ボードのオープンスペース(家電を置く場所)は熱や蒸気が溜まりやすく、家電ボード本体の劣化を早めます。そこでオープンスペース上部に「モイス」を 採用。炊飯器などから出る蒸気を吸収・放出して結露を防ぎます。「MOISSマーク」が付いている商品なら、オプションとして追加することができます。
- フルオープンレール引出し 引出しが奥まで全開します。鍋やボウルなど、大きなものを重ねて収納しても、引出しを全開にして真上から出し入れできるのでストレスがありません。
- ソフトクローズレール引出し 引出しを軽く押すだけで、スーッと自然に閉まるソフ トクローズレール。たとえ勢いよく閉めてしまっても、 閉まる直前に減速してゆっくりと閉じる構造になって います。収納物を傷めにくく、食器や鍋など、比較的重いものを収納しても開け閉めがスムーズです。
万一の地震に備えて
食器棚や家電ボードは、万一の地震の際に中の食器が飛び出して、思わぬケガをする危険性があります。最近では、食器棚や家電ボードに耐震設計が施されているものも多いので、そういったことを視野に入れて選ぶのも良いでしょう。
飛散防止フィルム 万一ガラスが割れても破片が飛び散らないように、ガラス面にあらかじめ飛散防止フィルム加工を施しています。また自分で貼れる別売りフィルムも販売されています。
傾斜棚 棚に傾斜をつけているので、食器が滑り出にくくなっています。
- 耐震ロック 震度4~5相当以上で自動的に扉がロックします。
おすすめアイテム
- 食器棚シート 食器棚の収納空間を清潔に保ち、雑菌や嫌なにおいから食器を守ります。またクッション性があるので、棚板のキズつきを防ぐ効果もあります。表面は、汚れてもふき取りやすくお手入れ簡単。ハサミで自由にカットできます。
スライド整理トレー 引出しの中で乱雑になりがちなお箸やスプーンを機能的に収納しましょう。上段がスライドするので、使いたいものをすぐに取り出せて便利です。
ディッシュラック スペースを有効活用し、食器を効率良く収納できます。見た目がスッキリし、食器の出し入れもスムーズです。
蝶番の調整の仕方
前後のズレ 扉を開いて動かないように支えます。ねじAを緩め、扉を前後に動かして調整し、最後に締め直します。
左右のズレ 扉を開いて動かないように支えます。扉を内側に動かしたいときはねじBを時計回りに、扉を外側に動かしたいときはねじBを反時計回りに回して調整します。
上下のズレ 扉を開いて動かないように支えます。ねじC(2ヵ所)をゆるめ、扉を上下に動かし調整します。最後にねじC(2ヵ所)を締め直します。