寝室-掛け布団のお手入れ
ちょっとしたコツやポイントを押さえれば、面倒なお手入れがグンと楽になります。毎日の快適な睡眠のために、正しくお手入れしましょう。
お手入れに関する注意事項
- 取扱い絵表示を確認する 商品タグについている取扱い絵表示を必ず確認し、適切にお手入れしましょう。
- ネットに入れましょう ご家庭の洗濯機で洗う場合はネットに入れ、弱水流でやさしく洗いましょう。
- 洗ったらすぐに干す 濡れたまま放置するとにおいやシワ、色移りの原因に。干す時もなるべく大きく広げましょう。重なっていると乾きにくく、においが残ることがあります。
- こまめに干しましょう 日頃からこまめに風を通したり干したりして、湿気を取り除きましょう。
- カバーをかけたまま干しましょう 掛ふとんはカバーをかけたまま干すと、側生地を傷めず長持ちします。
- 保管前には湿気を除去しましょう 保管前には少なくとも日干しまたは陰干しをして、なるべく風通しの良い、湿気のこもらない場所に保管してください。
- 防虫剤を使いましょう 保管の際には防虫剤のご使用をおすすめします。天然素材を使っているものは特に虫食いへの注意が必要です。
掛け布団のお手入れQ&A
掛け布団は、こまめなお手入れによって気持ち良く使うことができます。日頃のお手入れ方法から、長期の保管のしかたまでをご紹介します。
- 日頃のお手入れは?
- 天気の良い日には、干して湿気を逃がしましょう。干す時間は、空気が比較的乾いている午前10時~午後3時までの間に。素材によって干し方、干す回数や時間が変わってきますので、下記の表を参考にしてください。直射日光を嫌う素材もあるので、取扱い絵表示等でよく確認し、正しい方法で干しましょう。毛布は、普段は風通しの良いところで陰干しするだけで十分です。
綿 | 1週間に1~2回 3~4時間程度 |
ポリエステル | 1週間に1回 2~3時間程度 |
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羊毛 | 2週間に1回 2時間程度 |
羽毛(陰干し) | 1ヵ月に1~2回 1~2時間程度 |

- 掛け布団はたたいていいの?
- ベランダにふとんを干して強くたたいている人を見かけますが、これは詰め物の繊維がちぎれて、ふとんが傷む原因になります。ホコリをとるだけならブラッシングで十分。掛布団のホコリやダニが気になる場合は、掃除機にふとん用ノズルをつけて吸い取りましょう。
- 汚れてしまったら?
- 汚れが部分的なものであればすぐにつまみ洗いし、十分乾燥させてください。汚れがひどい場合はクリーニング店に相談しましょう。最近はご家庭で丸洗いできるものも増えています。洗う際には、家庭で洗えるか洗えないか、洗濯機か手洗いかなどを取扱い絵表示で必ず確認してください。洗濯機を使用する場合は、弱水流でやさしく洗い、脱水後はすぐに干しましょう。
- 毛布のお手入れは?
- まず、家庭で洗えるものか洗えないものか、洗濯機で洗えるか手洗いかを、取扱い絵表示でしっかり確認しましょう。洗濯機で洗う場合は洗濯ネットに入れ、弱水流でやさしく洗い、脱水後はすぐに干しましょう。湿ったまま放置すると、シワやにおい、色移りなどのトラブルの原因となります。タンブラー乾燥は縮みの原因となりますので避けてください。クリーニングに出した毛布はムレを避けるため、ビニール袋から出して保管してください。
- 保管方法は?
- 長期間保管する場合は、ご家庭でのお洗濯やドライクリーニングを行い、ふとん袋や使い古したシーツなどにくるみ、防虫剤を入れて、湿気のこもらない風通しの良いところで保管してください。洗わない場合は、干して湿気を逃がしてからしまうと良いでしょう。
- カバーのお手入れは?
- 肌に触れ、汗や皮脂を直接吸収するカバーやシーツは、こまめにお洗濯しましょう。ふとんを汚さないためにも週1回くらいは取り替えたいところです。特に汗をかきやすい梅雨時期や夏場などは、よりこまめにお手入れしましょう。
汗をよく吸うタオルケットはこまめにお洗濯し、いつも気持ち良く使いましょう。お洗濯の際には、ホックやファスナーなど、引っかかりやすいものがついた洗濯ものとはなるべく一緒にしないように。また色落ちすることもあるので注意しましょう。タンブラー乾燥は、縮みや繊維抜けの原因となるので避けてください。
電気毛布も洗いたい

寒くなると重宝する電気毛布ですが、洗えないのがちょっと…と思ってる方も多いと思います。しかし最近は、家庭用洗濯機での丸洗いが可能なものや、抗菌・防臭加工を施したもの、温度を高めてダニ類を殺虫する機能を備えたものなどが商品化され、清潔に使うことができるようになりました。洗濯機で洗う際には必ずコードを取りはずし、接続部分が一番内側になるようにたたんでネットに入れ「、毛布コース」「ソフト洗い」などの弱水流で洗います。洗った後は必ずコードの接続部分をよく乾燥させてから接続してください。なお、洗濯方法はメーカーや商品によって注意点が異なるので、必ず取扱い説明書で確認しましょう。