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寝室-敷きパッド・ベッドパッドの選び方
敷きパッドとベッドパッドの違いはなんでしょう?一見似ているように感じるこのふたつ、実は全く別の目的で使います。それぞれの役割を知り、必要なものを上手に揃えて、快適な眠りを手に入れましょう。
敷き方
それぞれの特性を十分に活かすために、下のイラストを参考に、正しい順序で重ねましょう。
※敷き布団にもおすすめです。
●…必需品 ◎…より快適に
寝具名 | 役割 | 暑い時期 | 中間の時期 | 寒い時期 |
---|---|---|---|---|
①敷パッド | 温度・湿度の調整 肌ざわり、汗の吸収 |
● | ◎ | ● |
②シーツ | 全体の汚れ防止、肌ざわり、 デザインを楽しむ |
● | ● | ● |
③ベッドパッド | トッパー・コイルマットレス・ 敷ふとんの汚れ防止、汗の吸収 |
◎ | ◎ | ◎ |
④トッパー | 寝心地の改善、 固さや凹凸感の緩和 |
◎ | ◎ | ◎ |
⑥折りたたみマットレス | 床からの冷え防止、 床からの冷え防止 |
● | ● | ● |
⑦除湿シート | カビ防止 | ● | ● | ● |
敷きパッド
こちらは敷カバーやシーツの上に敷きます。肌に直接触れるので、肌触りや保温性などを、敷きパッド1枚で調整することが可能です。また、カバーの上に重ねるので、気軽に取りはずしてこまめに洗濯できるのも大きな魅力です。
- 夏 冷感効果のあるサラッとした肌触りのものや、汗の吸収に優れているものが最適です。 夏用敷きパッド:吸湿・速乾、接触冷感など。
- 冬 保温効果のあるものやあたたかな質感のものを選ぶと快適です。 冬用敷きパッド:吸湿発熱、マイクロファイバー、起毛素材など。
- 春・秋
汚れ防止のために。肌触りの良いものを選んで快適に眠りましょう。
敷きパッドの機能いろいろ
- 吸湿速乾 速乾性のある素材で、寝ている間の汗による不快感を軽減します。
- 接触冷感 夏におすすめなのがこれ。肌に触れる表地に接触冷感生地を使用しているので、寝返りなどの度に心地良いひんやり感が伝わります。
- 吸湿発熱 汗などの水分を吸収して発熱する特殊な繊維を使用。眠っている間、ふとんの中をあたたかく保ってくれます。
- 遠赤外線 遠赤外線は、熱ではなく電子レンジに使われるマイクロ波と同じく電磁波の一種で、人の体に吸収されて熱に変わります。電磁波は内部を加熱する性質があるため、体の表面からではなく、内側からじわじわとあたたまります。
- 抗菌・防臭・防ダニ 繊維に様々な加工を施し、気になる雑菌やダニなどの繁殖を抑えます。
ベッドパッド
カバーやシーツの中に敷くので、肌に直接触れません。寝心地アップやベッドマットレスの保護を目的としています。ベッドパッドには、マットレスに汗を浸透させないための汗取り用と、厚みのある寝心地調整用の2つのタイプがあります。どちらか一方または、両方を組み合わせて使います。
- 汗取りタイプ
ベッドマットレスは洗うことができないため、汚れの防止策として、汗取りタイプのベッドパッドは欠かせません。寝ている間の汗を吸収し、汚れたら取り外して洗濯機で丸洗いOK。ベッドマットレスの必需品です。
- 寝心地調整タイプ(マットレストッパー)
厚みのあるベッドパッド。スプリングの当たりが気になる場合などにベッドマットレスの上に重ねると、寝心地がやわらかくなります。素材は主に、ウレタンやラテックスなど。丸洗いはできないので、汗取りタイプとの併用をおすすめします。
敷きパッドだけでいいの?

最近は、敷きパッドをカバーやシーツ代わりに使っている方も少なくないようです。確かに敷きパッドは、敷ふとんの体に触れる部分を保護してくれるのでカバーは不要、と考えることも間違いではありません。しかし、四隅のゴムだけで固定する敷きパッドは寝返りによってめくれやすく、また外に干す際の外気や室内のホコリなどで、ふとんは少しずつ汚れていきます。敷ふとんをより長く清潔に使うためには、やはりきちんとカバーをしてその上に敷きパッドを敷くという形が理想的。敷きパッドは簡単に取りはずしができるのでこまめにお洗濯。さらにカバーも定期的に洗うことで、眠りの環境をいつも清潔に保つことができ、敷ふとん本体の汚れや劣化を防ぐこともできます。