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収納-クローゼット・押入れ収納の選び方

クローゼットや押入れの限られたスペースを最大限に活用しましょう。収納のコツをおさえて、探しやすく出し入れしやすい、「生きた収納」を目指します。

クローゼット・押入れ収納の選び方

収納スペースを測る

  • 押入れ
    1. 幅を測る

      柱から、開いた戸の内側までを測ります。間口ではなく中でサイズを測ってしまうと、収納ケースなどが入らないおそれがあります。

    2. 高さを測る

      上段と下段それぞれ測ります。

    3. 奥行きを測る

      雑巾ずりの手前から、敷居の内側までを測ります。壁から測らないよう注意してください。

  • クローゼット
    1. 幅を測る

      扉を開けた状態で、中の壁から壁までの幅と、扉の開く幅を測ります。

    2. 高さを測る

      ハンガーポールの下から高さを測りましょう。また、洋服を掛けた状態で洋服の裾から下までを測ると、収納ケースのサイズが決まります。

    3. 奥行きを測る

      扉を開いた状態で、扉の内側から奥の壁までを測ります。

押入れ収納のポイント

  • 上段は奥と手前を分けて使う 押入れは、ほとんどの場合奥行きが約80cmと大きいので、奥と手前を使い分けることでより効率よく収納することができます。奥に普段あまり使わないものを、手前によく使うものを収納すると、デッドスペースをなくせます。
  • ふとん圧縮袋でスペース確保 お客様用のふとんや捨てられないぬいぐるみなどは、圧縮袋に入れて収納しましょう。
  • スノコで湿気対策を 床面だけではなく、側面や奥の壁に設置することで、より通気性がアップします。梅雨時期だけでなく、湿気対策として通年設置することをおすすめします。
  • スペースを上下に仕切る(A) 仕切り用ラックを使って上下に仕切れば、積み重ねて収納しても、下のものが取り出しやすくなります。
  • よく使うものは取り出しやすい高さに(B)
  • 引出しの中も取り出しやすく(C)
    仕切り板を使って区画を作り、丸めたタオルやTシャツを入れると、どこに何があるのか一目瞭然。またスライドトレーや小さいボックスを使って空間を立体的に使うとたっぷり収納できます。
  • 下段にはキャスター付きを(D) 下段にはキャスター付きの収納用品を利用しましょう。奥まで収納しても出し入れしやすく、オフシーズンの家電製品などの収納にもおすすめです。また、押入れ下段はゴミやホコリがたまりやすい場所。キャスターが付いていればお掃除もしやすく便利です。

クローゼット収納のポイント

  • 吊り下げ収納(A) よく使う帽子やバッグは、取りやすい位置に吊り下げて収納。ハンカチなどの小物は収納ケースと組み合わせて。
  • 扉の奥は突っ張り棒とネットで(B) 折れ戸タイプの扉の奥はデッドスペースになりがち。壁掛けネットを利用して収納スペースをつくりましょう。S字フックやかごなどを利用して、帽子や小物などを収納するとすっきりします。
  • ハンガースペースと収納ケース(C) 収納ケースは、デッドスペースを最大限に有効活用できる便利アイテム。洋服をハンガーポールに掛け、下のスペースがどのくらいあるかを測ります。そのスペースに合わせて収納ケースのサイズや個数を決めていきましょう。

収納グッズを買う前に

必要のない収納グッズを購入して、かえって ものを増やすことにならないようにしましょう。そのためにはまずは家の中を整理して、どんなものが必要かを考えます。細かな商品をくまなく探すに はネットショッ プが便利です。ネットなら用途ごとに検索でき、仕様や使い方も詳しく掲載されているので、じっくりと時間をかけて欲しいものを 探すことができます。但し、商品情報を読んだだけで「便利そう!」と飛びつくのは禁物。どこでどう使うかまでを考えて、必要なものだけを買い揃えていくことが大切です。

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