ニトリ彦根店ゆず*𖤐 ̖́-‬のスタッフのインテリアコーディネート (23357)

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ワンルーム

1人暮らし

【私のkaru:ecle(カル:エクレ)#1】

これは夏の暑さもすっかり忘れられ、ご飯がますます美味しく感じる季節になった新卒1年目の時の話である。

一人暮らしと同時に始まった自炊生活。
だが、想像とは裏腹に自炊の大変さを痛感。
唯一のモチベーションはSNSへの連続投稿であった。

そんなある日突然、映えの限界が訪れた。
SNSでよく流れてくるお洒落な居酒屋やキラキラしたお家ご飯の域には近づけども、近づけども、その域には達することができなかった。

食材以外のコーディネートができていなかったのである。
そう、料理という舞台において、｢食材｣という主役を引き立てる、謂わば舞台そのものである｢お皿｣に気配りできていなかったのである…。

これじゃあ自称料理好き失格だ…。

だが、そうと分かってからは速かった。

｢安くてかっこいいお皿｣を探しにニトリに駆け込んだ。
すると、安くてかっこいいだけでなく、軽いお皿と出会った。

丁度洗い物の時に手を滑らせたりすることがあったため、私にとっては軽さもあるのは好都合である。

そう、それが“karu:ecle(カル:エクレ)”だ。

オムライスや唐揚げ、天ぷらなど1人でも友達が来た時に複数人でも使える特大皿を即購入。

帰宅後、帰り道にたまたま見つけたカワハギを捌き、ニンニク醤油ベースの衣を纏わせて、油の中にドボン！
きつね色になるまでじっくり揚げた。

サックサクに揚がったカワハギを“karu:ecle”に並べ、すだちをあしらえ、SNS用に写真をパシャリｯ！！！

そして、その直後、
｢いただきます｣と同時に間髪入れずにガブリッ！！！
美味い！美味すぎる！！！！！！！

食事後、日課であったSNSへ即投稿！

すると、早速友達から返信が来た。
｢料理のレベルお店やん！めっちゃ美味しそう！今度ご飯食べに行く！！！｣

その瞬間、私は勝利を確信。そう、映えを獲得したのだ。
近づけども、近づけども、今まで辿り着けなかった魅せる料理の域に足を踏み入れたのだ。

｢凄い｣を簡単に魅せるひと皿、それが“karu:ecle”。

これが“私のkaru:ecle(カル:エクレ)”のプロローグである。

【TO BE CONTINUED…】