家具-ベッドフレームの選び方

理想の寝室づくりに欠かせない「ベッドフレーム」。それぞれの特徴やサイズの違い、選び方のポイントを知り、自分にぴったりの一台を見つけましょう。
知っておきたいベッドフレームの知識
ベッドフレームを選ぶ際は、デザインだけでなく、
構造やサイズの違いを理解することが大切です。
ベッドフレームの構造
各部の名称

ヘッドボードの種類
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- フラットタイプ
- シンプルな板状から格子や曲線デザインまで様々なスタイルがあり、木製やアイアン製など、素材によって異なる印象を楽しめます。
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- 棚付きタイプ
- ヘッドボードに棚が付いており、眼鏡や携帯電話、本などを収納可能。照明やコンセント付きなら、ベッドで読書や充電もできて便利です。
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- クッションタイプ
- クッション性のあるヘッドボードで、もたれながら読書やテレビ鑑賞も快適。リラックスできるくつろぎの空間を作ります。
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床板の種類

床板は、一般的に板状とすのこの2つに分類されます。
床板は安定感がありますが、通気性が低いため、湿気がこもりやすい傾向にあります。
一方、すのこは通気性が良く、湿気対策に効果的です。
しかし、カビを完全に防ぐわけではありません。
どちらも設置場所や日常的なお手入れ、風通しの工夫が大切です。
床板とマットレスの相性
床板によって、マットレスの性能が
最大限に活かされるかどうかが変わるため、選び方には注意が必要です。
以下で、床板とマットレスの相性について解説します。
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板状の床板ほぼすべてのマットレスに対応可能です。
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すのこやウッドスプリング床板のすき間が広すぎると、ポケットコイルスプリングマットレスの本来の寝心地が発揮されにくいことがあります。
特にすのこの床板を選ぶ際、ポケットコイルマットレスとの相性を考慮して、コイルの直径は大きめ、詰め物は厚めのマットレスを選ぶと、より快適な寝心地を実現できます。 -
電動ベッドの床板電動ベッドなどの、床板が動くベッドフレームを使用する場合は、可動部分に対応した専用マットレスを選ぶのが基本です。通常のスプリングマットレスは折れ曲がりにくく、故障の原因になることもあるため注意が必要です。
ニトリでは電動ベッドでも快適に使用できるマットレスをご用意しております。ぜひご活用ください。
サイズの選び方
ベッドフレームは寝室の中でも大きなスペースを占めます。
自分のスタイルに合ったサイズを選びましょう。
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- セミシングル 横幅約80~85cm
- 2台でクイーンサイズ。ライフスタイルに合わせて使い分けられるのも魅力。
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- シングル 横幅約100cm
- 一人暮らしにおすすめの一般的な1人用。
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- セミダブル 横幅約120~130cm
- 寝返りも安心。ゆったり眠れる1人用。
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- ダブル 横幅約140~149cm
- ふたりでコンパクトに、ひとりでゆったり快適に眠れるサイズ。
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- クイーン 横幅約160~170cm
- ふたりで快適に、ファミリーでも寝られる広さ。
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- キング 横幅約196cm
- ファミリーでゆったりと快適に寝られる広さ。
おすすめのサイズ
1人でお休みの場合はセミダブル、2人でお休みの場合は
ワイドダブル以上のサイズを選ぶことで、
寝返りを打つ際に充分なスペースを確保でき、より快適に眠れます。

ベッドフレーム選びのポイント
ベッドフレームの特徴を知り、自分に合ったものを選びましょう。
主要なベッドフレームから選ぶ
スタンダード

スタンダードベッドは、シンプルなデザインと安定感が特徴の一般的なベッドフレームです。
床面がしっかりしており、多くのマットレスと相性が良好です。
また、ベッド下に収納ボックスを置くことで、空間を無駄なく活用できます。
収納付きベッド

収納付きベッドフレームは、ベッド下を有効活用できるのが特徴です。
引き出し式や跳ね上げ式など種類が豊富で、収納が少ない部屋でもスッキリ片付きます。
衣類や寝具など、用途に応じた収納が可能です。
ローベッド・フロアベッド

ローベッド・フロアベッドは高さを抑えた設計で、
圧迫感を軽減し開放的な空間を演出します。
天井が低い部屋やワンルームでもすっきりと広く見せる効果があります。
安定感があるため小さなお子様がいるご家庭や、落下が気になる方にも安心。
和モダンやミニマルなインテリアにも馴染みます。
二段ベッド・ロフトベッド

二段ベッドは、限られた床面積で2人分の寝床を確保でき、
特に子供部屋やシェアハウスで使用されています。
ロフトベッドは寝るスペースを高い位置に配置することで、ベッド下にデスクや収納、
ソファを置くことができ、狭い部屋でも快適な空間作りが可能です。
ベッドフレームに機能性をプラス
一石数鳥のスペース有効活用ベッド

限られたスペースを最大限に活かすなら、
ソファベッドやシステムベッドなどの多機能ベッドがおすすめです。
寝るだけでなく、収納やデスクとしての機能も兼ね備え、1台で複数の役割を果たします。
ソファベッド昼はソファ、夜はベッドとして使える2WAY仕様。
ワンルームや来客用にも便利で、リビングにも馴染みやすいデザインです。
システムベッドベッド下にデスクや収納を組み込んだタイプで、学習スペースやワークスペースを確保しつつ部屋を広く使えます。
スペースに余裕がない部屋でも、収納・デスク・くつろぎ空間を
1台でまとめられるのが大きなメリットです。
サポート機能充実のベッド

電動ベッド・介護ベッド・リクライニングベッドは、
体に優しく快適な睡眠や日常生活をサポートします。
高さや角度を調整でき、リラックスしたい時や起き上がりを楽にしたい方に最適です。
電動ベッドボタン操作でスムーズにリクライニングでき、読書やテレビ鑑賞、起き上がりの負担軽減に便利です。
介護ベッド安全性と利便性に優れ、寝起きや姿勢調整が簡単。長時間の使用でも快適で安心です。
リクライニングベッド電動・手動タイプがあり、角度調整が可能。くつろぎながら眠れるため、疲れた体をしっかり休めたい方におすすめです。
それぞれのベッドは生活の負担を軽減し、自分らしい暮らしをサポートします。
ライフスタイルやニーズに合わせて選べば、さらに快適な睡眠環境が整います。

ベッドフレーム選びや寝室全体のコーディネートに迷ったときは、ニトリのインテリア相談におまかせください。専門アドバイザーがあなたのご希望や暮らしにあわせて、家具・インテリアをご提案いたします。
ぜひお気軽に相談してみてください。
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