部屋干しの臭いを解消!洗濯・乾燥テク・アイテムを紹介!

「部屋干しは便利だけど、あの嫌なニオイが気になる…」そんな経験はありませんか?実は、部屋干し臭には原因があり、安易な対処法ではかえって悪化してしまうことも。部屋干し臭の原因から対策、そしてすでに付いてしまったニオイの対処法までをご紹介します。

部屋干し臭の原因
なぜ部屋干しをすると嫌なニオイがしてしまうのでしょうか?まずは、ニオイが発生する原因について解説していきます。
01
汚れと雑菌の繁殖
部屋干しをしたときに嫌なニオイがしてしまう原因は洗濯時に残った汚れや雑菌にあります。洗濯物がすぐに乾かずに、時間が経過してしまうと残った汚れから雑菌が繁殖してしまい、ニオイが発生しやすくなってしまいます。
02
洗濯槽の汚れやカビ
洗濯槽は湿気がたまりやすく、カビが繁殖しやすい環境です。一見きれいでも、洗濯槽の裏は汚れやカビのたまり場になっています。
この汚れが洗濯時に剥がれ落ちて衣類に付着することも多く、部屋干しのニオイが発生する原因のひとつです。
安易な洗い直しは
かえって逆効果!
洗濯物が臭いからといって、洗い直しをしても臭わなくなるわけではありません。1度増えてしまった雑菌は簡単に消せるものではなく、菌が増えるごとに膜状に積み重なって強力になっていきます。

洗濯直後は臭いませんが時間が経過すると、また雑巾のような嫌なニオイがしてしまうので、安易な洗い直しはやめておきましょう。
部屋干し臭を抑える
有効な干し方7選
生乾きが5時間以上続くと一気に雑菌が増殖してしまいます。言い換えれば、早く乾かせば臭わないということ。ここでは洗濯物を早く乾かすためのアイデア・コツを紹介します。
01
サーキュレーターを使用する

サーキュレーターを使えば空気に動きが生まれ早く乾くので、部屋干し臭を抑えることができます。サーキュレーターの風が全体にまんべんなく当たるように洗濯物を高い位置に設置するのもポイントです。

また洗濯物が乾かないと感じるときや早く乾かしたいときには、サーキュレーターだけでなく、除湿機と併用するのが効果的です。
02
衣類が乾きやすいハンガーを使用する

こちらの衣類が乾きやすいハンガーは肩部分を回転させることができ、袖に空気が通る空間を作り、乾きやすくなります。

しかも、このように伸ばすことができるので、半袖よりも乾きにくい長袖の衣類にもしっかり対応でき、アームを回転させなければ普通のハンガーとしても使えます。

また、乾きにくいパーカーのフード部分を、乾きやすくするこのハンガーも部屋干しのニオイ対策に効果的です。

このようにアームを広げてかければ、フードを浮かして干せます。もちろん、普通のハンガーとしても使えます。
03
洗濯物同士の間隔をあける

部屋干しでなるべく早く乾かすには、洗濯物同士をくっつけすぎないのがポイント。ただ、バスタオルやシーツなどの大物を干すとスペースを占領してしまい、ぎゅうぎゅうになってしまいますよね。

このバスタオルハンガーを使えば、ハンガー1個分のスペースでバスタオルが2枚干すことができるので、物干し竿にタオルを直接かけて場所が窮屈になるという問題を解決できます。

もちろん布同士も重ならないので、乾きを早くしてくれます。他にもアームを縮めれば衣類用にも使用でき、衣類を広げて干せるので、通気性が良く乾きやすくしてくれます。

またこちらのアイテムは、物干し竿を占領するシーツなどの大物の洗濯物を省スペースで干せる便利なハンガー。

好きなサイズに伸縮できるので、シーツや毛布のなどの大物が超スリムに。ピンチが大きく開くので、少し分厚いものでも楽々挟めます!
04
乾燥機を使用する

乾燥機で乾かすのも、ひとつの方法です。乾燥機は60℃以上の高温で一気に乾燥させるため、カビや雑菌を軽減(※)でき、嫌な部屋干し臭も簡単に除去できます。
※文部科学省「カビ対策マニュアル基礎編」
05
風通しが良い場所に干す

部屋干しする際は、風通しの良い場所を見つけて干しましょう。例えば、人が頻繁に通るリビングやエアコンの送風が行き渡っている場所で干せば、洗濯物に全体的に風が当たるため、ムラなく早く乾かすことができます。
06
カーテンレールや壁沿いに干さない

日当たりがよさそうなカーテンレールや壁沿いにはついつい乾ききっていない洗濯物を干してしまいがちですが、ホコリがたまりやすい場所なので、洗濯物を汚してしまったり結露が付着して洗濯物を濡らしてニオイの原因になるので、避けましょう。
07
浴室が乾いた状態で
浴室乾燥を使用する

浴室内に湿気が残っていると洗濯物に含まれる水分が蒸発しにくくなり、乾燥に時間がかかってしまいます。そのため浴室の壁や床に付いている水滴を布で拭きとったあと、浴室を換気してから干すと短い時間で乾かすことができます。
部屋干し臭を軽減する
洗濯前・洗濯時の予防策
洗濯前でもニオイ対策を心掛けていきましょう。ここでは、洗濯前・洗濯時にできる部屋干しのニオイ対策をご紹介します。
01
通気性の良いカゴに脱いだ服をいれる

脱いだ服は通気性の良いカゴにいれましょう。洗濯機にそのままいれて数日放置すると洗濯槽自体にカビが増殖するため、注意が必要です。このカゴならメッシュ素材になっているため軽量で通気性が抜群です。

また使わないときには簡単に折りたためるので洗濯機横の隙間にも収納でき、スペースを圧迫しません。
02
洗濯槽は2か月に1回掃除する

洗濯機の使用状況などで異なりますが1〜2ヵ月に1回程度、洗濯槽クリーナーを使って掃除しましょう。ただしカビのようなニオイが気になる場合、すでにカビや汚れが溜まっている可能性があります。槽洗浄コースなどで、長い時間かけて洗浄しましょう。

また、洗濯機を使わないときは、フタを開けっぱなしにしておきましょう。少しでも風通しを良くすることで洗濯槽を乾燥させることが大切です。
03
酸素系漂白剤を使用する

酸素系漂白剤は、漂白効果があることはもちろん、除菌や消臭効果も高いので通常の洗濯では落としきれないニオイも落とすことができます。 まずは漂白したい衣類の洗濯表示が、酸素系漂白剤が使用可能かチェックしましょう。

使用が問題なければ、40~50℃のお湯に酸素系漂白剤を適量入れ、20~30分程度浸け置きしましょう。 浸けた後は、漂白剤が入ったお湯ごと洗濯機に入れて洗濯すれば、ニオイの予防対策になります。
04
洗剤と一緒に重曹を使用する
重曹は皮脂汚れの除去に向いており、洗濯だけでは落としにくい汗ジミや黄ばみなどの汚れを落としてくれます。また消臭・殺菌効果があるため、衣類が生乾きのときに発生する雑菌の繫殖を抑えてくれます。
部屋干し臭が
残ってしまったときの対処法
部屋干しをしたら衣服に嫌なニオイが残ってしまった・・・そんな時に役立つ部屋干し臭の解消方法をご紹介します。
01
アイロンをかける

繊維のシワを伸ばすことができる衣類スチームアイロンですが、実はニオイ取りにも効果的です。熱殺菌効果でニオイの原因を退治してくれます。簡単に落ちないニオイもスチームアイロンで解決しましょう。
02
熱湯でつけ置きをする
ケトルなどで沸かしたお湯を洗面台やバケツにいれ、衣類を洗うことで熱により洗浄力が高まり、普通に洗濯機で洗った時よりも臭いがとれやすいとされています。ただ殺菌や消臭をしたいからといって長時間放置するのは、衣類やタオルの生地が傷んでしまうので避けましょう。
部屋干し臭の
原因と対策まとめ

いかがでしたか?部屋干しのニオイの原因や対策、アイデアをご紹介しました。効率的に乾かしてくれるアイデアや洗濯前にできる予防策など様々な対策で快適な部屋干し生活を始めましょう。
部屋干し臭の臭い対策で
紹介した商品はこちら
こちらの特集もおすすめです
ほかにも暮らしに役立つアイデアをたくさん紹介。
毎日を快適に暮らす
アイデア多数紹介