トイレの嫌な臭いが気になる!原因と対策・アイテムを紹介

毎日掃除しているのに、トイレの嫌なニオイが消えない…そんなお悩みありませんか?実は、ニオイの原因は場所によって様々。この記事では、トイレのニオイを徹底的に撃退するための掃除のコツを、場所別に詳しくご紹介します。

トイレのニオイの
7つの発生源と原因
トイレの場所ごとにニオイの原因はそれぞれ違います。発生する原因を理解してこまめな掃除しましょう。
01
床や壁からのニオイ
原因はアンモニアによるもので、トイレ空間全体が常に臭い場合は、アンモニア臭が床材や壁紙に染み込んでいると考えられます。座って用を足していても便器や水面から跳ね返りは起きています。
02
便器裏と便器との
接合部分からのニオイ
原因はアンモニアや尿石によるもので、便座と便器が接している部分やウォシュレットと便器の接合部分も汚れがたまっている場所。便器内で跳ね返った尿だけでなく、便を流した際に跳ね返った汚水も入り込んでいます。
03
便器内の黄ばみからのニオイ
原因は尿石によるもので、便器内の黄ばみ(尿石)は洗い流すのを忘れたり弱い水流などで流してしまうと、尿石になることもあります。酸性の洗剤で落としましょう。
04
便器のフチ裏からのニオイ
原因は尿石やカビによるもので、便座のフチの裏は死角になってしまい残った尿石がないかチェックしづらい箇所です。掃除をしたつもりでも、尿石が残っているとニオイはなくなりません。また黒ずみができていたらカビが主な原因なので、トイレ用の塩素系洗剤で洗いましょう。
05
トイレタンクの中からのニオイ
原因はカビによるもので、1年以上トイレタンクの中を見ていない場合は、必ずタンクを開けて中の状態を確認してください。タンク内には常に水があるため、非常にカビが発生しやすい場所です。
06
換気扇からのニオイ
原因はアンモニアかカビによるもので、尿から発生するニオイは上へと上がっていく性質があるため、換気扇付近に臭いが染み付いている可能性があります。またトイレットペーパーなどのほこりなどで、換気扇のフィルターが目づまりしていると、空気を吸い込めずにニオイが漂ってしまいます。
07
トイレマットや
スリッパからのニオイ
原因はアンモニアによるもので、便器だけでなく、トイレマットやスリッパなども悪臭の原因になります。実はトイレマットやスリッパにも尿が飛び散っていることが多く、素材に染み込むことで汚れやニオイが蓄積されてしまいます。
トイレのニオイを抑える
対策アイテム
アンモニアを中心とするトイレの不快臭を防ぐためには
・便器周りと床や壁を定期的に掃除する
・フタを閉めてから流す(フタはもちろん定期的に掃除)
の2点が大切なのですが、習慣的に掃除をするのは簡単ではありません。
ここからはそんな掃除がラクになりニオイも抑えられるアイテムをご紹介します。
01
お手入れしやすい
トイレマットを使用する

洗濯するのも抵抗があるトイレマット。そのままにしておくとニオイの温床に。このトイレマットなら水洗いができるので衛生的です。

さらに万が一、しぶきが付いてもさっと一拭きするだけで掃除ができる優れもの。面倒な洗濯の必要もありません。
02
スリッパは洗えるものを使用する

トイレは1日に何度も使う上、気づかないうちにしぶきが飛び散ることもあるため、スリッパは洗える素材に変えてみるのもニオイ対策のポイントです。

こちらのスリッパは洗えるのはもちろん、抗菌・防臭加工が施されているので、ニオイの原因である菌の増殖を抑制し衛生的な状態を保ってくれます。
03
消臭剤や芳香剤を設置する

消臭剤と芳香剤はセットで置くのもニオイ対策のコツのひとつ。消臭剤は特定の悪臭に反応するように設計されているので、芳香剤の「良い香り』には反応せず、その香りの効果を消臭剤が打ち消すことがありません。

また設置の仕方にもコツがあります。消臭剤はニオイの根源の近くに置くとより効果が発揮されます。芳香剤は、座ったときか立ったときの鼻の高さにあると香りを効果的に楽しめます。
04
ニオイ漏れしない
ダストボックスを設置する

ニオイ漏れを防ぐこちらのダストボックスは2重構造になっていて、袋をセットしても外から袋が見えないので見た目もスッキリ。抗菌・消臭機能も付いているので、ニオイの元を抑制してくれます。
05
フィルターで換気扇をカバーする

アンモニアは上にあがりやすい性質があるので、換気扇が根詰まりするとニオイがたまってしまいます。あらかじめフィルターを貼って、換気扇をカバーしてあげれば、貼って剥がすだけで、掃除の負担が減ります。
06
水切れが良いトイレブラシを
使用する

水切れの良いトイレブラシを使用して、カビが発生しづらい環境をつくりましょう。こちらのトイレブラシは、ブラシ自体をマグネットで浮かせることができます。

水切れの良いブラシタイプでさらに収納の底面と接触しないので衛生的。ブラシの形状も便器のフチ裏を掃除しやすい構造になっており、さらに水がハネにくい毛を使用しております。
トイレのニオイ原因と対策まとめ

トイレは嫌なニオイがする場所だと思いこんでいる人も少なくないかも知れませんが、原因を突き止めて適切なニオイ対策をすることで、心地よいトイレ空間に変えていく事ができます。トイレの掃除アイテムを駆使して、臭わないトイレ空間をめざしましょう。
こちらの特集もおすすめです
ほかにも暮らしに役立つアイデアをたくさん紹介。
毎日を快適に暮らす
アイデア多数紹介